英進館が早稲田アカデミーの第3位の株主になりました

首都圏で学習塾を展開する早稲田アカデミーが2010年9月14日付で筆頭株主の須野田珠美氏より、保有株式の一部を九州地盤に学習塾を展開する英進館に市場外(相対取引)で譲渡する約定を行った旨の連絡を受けたと発表しました。

英進館は、2010年3月末時点で早稲田アカデミー株8.34%を保有する第4位株主でしたが今回の譲渡で、異動後の英進館の持分は12.20%にあたる84万6,600株の保有となり、大手予備校・東進ハイスクールなどを運営するナガセに続く第3位の株主となります。

英進館、全教研とも教室展開を加速へ

日本経済新聞によれば、全教研が対象学区を従来の半分程度に狭めた小型校を展開するとのこと。

記事によれば、


2010年3月に福岡県新宮町に第1号を開き、今後は全校の1~2割を小型校とする。不況で公立高校を志望する生徒が増え、学校の授業の成績を重視する傾向が強まっていることに対応する。

小型校の第1号「新宮教室」は対象となる中学校が1~2校、教室数は3つといずれも従来の半分。原則同じ学校の生徒は同じ教室とし、学校の授業の進ちょく状況を聞き取りしながらプリントなどの教材を作る。1年間で100人の生徒獲得をめざす。

従来4~20人だった運営人員は事務員と講師合わせて3人に減らす。病気などによる欠席者への補習授業には専用のブースでビデオを閲覧させることで対応し、運営にかかる人件費を削減する。


デフレ現象が小売り業界をおそっていますが、塾業界も完全にデフレ体制での展開になってきているようです。

すでに中国地方と一部九州地区にも展開する広島の鴎州塾が「公立高校進学ゼミ WIN」を激安価格で展開し、既存の校舎のスクラップし、近所に小規模の校舎をビルトするスクラップアンドビルトを着実に実行し、今後は九州地区にも展開していく予定で、生徒の奪い合いは地域を越えて展開していきそうです。

上場を廃止した全教研は、塾業界の再編の波から逃れ、意志決定を早くすることで生き残ろうとしていますので、今後、この小規模校の展開がどのようになっていくか注目ですね。

一方で、英進館も不況で講師の確保が容易になるとして、教室展開を加速させると同じく日本経済新聞が報じています。


英進館は、38カ所ある校舎数を2年後までに50程度に増やす。

2010年中に福岡や大分市内に5校を新設。11年には広島県にも設置する。

10年中に新設するのは福岡市の3カ所と、大分市、熊本市の計5校。1校舎あたり5~10人の講師を配置し、400~500人の生徒の獲得を見込む。投資額は各校3000万~4000万円程度の見通し。11年には広島市のほか、鹿児島県内に5校を新設する。


英進館と全教研では考え方が全く違うようです。一方で小規模教室を展開、一方では大規模教室を展開ですからね。

単純に時代を考えれば、小規模で細かく展開するというのが合っているような気もしますが、大は小を兼ねるとも言いますから、資本力があって、教務力があって、合格実績が出せるのであれば、ガッチリ大きく展開してその地区の生徒を総取りする大規模校でも十分採算は取れるのかもしれません。

いずれにしても今まで展開してきた地区だけでは成長が臨めない時代ですから、他地区、他地域、他県に展開していく学習塾がますます増えていくでしょう。

英進館がZ会と連携、Z会の教材導入へ

2009年3月17日の日本経済新聞によれば、英進館がZ会と連携、その一環として2009春期講習から教材を導入するというニュースが飛び込んできました。日経によりますと

九州の進学塾大手、英進館(福岡市、筒井俊英社長)は21日から、通信教育大手のZ会(静岡県長泉町、加藤文夫社長)の教材を九州で初めて導入する。

英進館は難関大学受験部門を強化しており、難関受験に強いZ会のノウハウと知名度を生かして生徒獲得を目指す。少子化を背景に塾業界は競争が激化し、買収や提携の動きが広がっている。両社の連携で九州の競争が一段と激しくなりそうだ。

Z会は首都圏と関西で難関大学受験向けの学習塾事業も手掛け、独自の教材を作っている。英進館は第一弾として、Z会の学習塾向けの教材のうち、中高一貫校生向けのクラス「Z会東大マスターコース中学部」で使用している教材を21日に始まる春期講習から導入する。

対象は、難関大学受験を目指す中学生の上位クラスの一部。中高一貫校に通う中学1.2年生を対象とした計4クラスで使用する。

すでに英進館のサイトでも、中学一年の段階から全国超難関大学への現役合格を見据えたGTZクラスでは、新年度からは、難関大学現役合格を目指す、首都圏中高一貫校生にも定評のある「Z会東大マスターコースのテキスト」を使用と謳っており、これからZ会教材を英進館で使っていく流れができるかもしれないですね。

子供が勉強しないで困る!と嘆くお母さんが注意すべきこと

続きを読む 「英進館がZ会と連携、Z会の教材導入へ」>>

全教研、MBO成立

福岡証券取引所に上場している全教研は経営陣が参加する買収、いわゆるMBOが成立したと11月29日に発表しました。

創業家が所有する株式の大半と自社保有株を除いた買収対象の株式(167万8830株、発行済み株式の41・1%)のうち、92・9%に当たる155万9600株の応募があった。

全教研は来年2月にも臨時株主総会を開催、種類株発行などを決議し、全株取得を目指す。来年2009年3月末に上場廃止になる見通しです。

全教研、上場廃止へ

福岡証券取引所に1994年8月から上場している全教研は、MBO(経営陣による自社買収)を発表、現在上場廃止に向けて公開買い付けを実施しています。

全教研は全株式取得のTOB(公開買い付け)を行う予定で全教研は上場廃止になる見込み。

全教研の上場廃止コメント
近年、金融商品取引法の新たな内部統制ルールである「J-SOX(日本版SOX法)」を初めとする資本市場に対する規制が強化されていることに伴って、株式上場を維持するための費用(株主管理費用、株主総会開催費用、監査・内部統制費用、開示費用等)が増大しております。

かかる費用は今後もさらに増大することが予想されることから、対象者の利益圧迫要因になる可能性があります。従って、中垣一明は、対象者の企業価値を中長期的に検討した場合、株式上場に起因するデメリットがメリットを上回っているものと考えられ、かかる観点からも、マネジメント・バイアウトによる本取引が対象者の中長期的な企業価値向上にとって最善の手段であると考えるに至りました。
 
以上のような検討を経て、中垣一明は、創業家一族継続保有株式及び対象者の自己株式を除く、対象者の発行済株式の全てを取得することにより、対象者の株式を非公開化させるための一連の取引を行うこととし、その一環として、本公開買付けの実施を決定したものであります。

全教研「独自性でさらなる拡大をめざす」

全教研 中垣社長
【国の教育制度に変わりはありませんが、文部科学省が発表した大学全入時代は予想以上に早く、2年前の2007年に前倒しになりました。そして、かつては考えられなかった公立中高一貫教育が急増。私立中学や大学の二極化も進んでいます。

塾業界にも大きな影響をおよぼしており、合併や提携などが盛んです。大手企業もさまざまな動きをみせています。また、塾の経営者の大半が団塊世代であるため、後継者問題を絡めながらどう再編するかが今後の課題ではないでしょうか。

その中で、全教研は従来の独自性を保ちながら現状を維持。校数を増やす水平拡大とともに、垂直拡大もめざします。

具体的には、5年前から立ち上げた高校生部門(ZUP)のさらなる拡充そして、主要大学が九州北部に小学校を開設することで激化する受験競争のための幼児教育(若菜会)の展開です。福岡県の県立学校教師を中心に組織された全教研の教育的精神や風土を受け継ぎながら、教育分野に特化した新しいサービスの提供をめざします。


秀英予備校、いよいよ福岡進出 2009年までに20校

秀英予備校の渡辺武社長は「私塾界」のインタビューで繰り延べになっていた福岡進出について「2009年までに20校を目標に新設したい」と答えたそうです。

秀英予備校の福岡進出は昨年2007年の6月でしたか、「2008年3月にも福岡市に新校舎を開設し、2~3年で福岡県内に20校ほど作りたい」としていました。

私塾界が「繰り延べになっていた」と表現しているのは、そういう意味です。

すでに秀英予備校の沿革では「平成20年 福岡県、福島県進出」と書かれており、秀英お得意の「無料講習」戦略などで一気に校舎展開をしていきそうです。

2007年は、学習研究社が北九州市の学習塾「照和学館」を子会社化し、東海地方が本拠の佐鳴予備校が九州・山口で展開する学習塾「九大進学ゼミ」を傘下に収めたことはすでに詳しく書きました。

佐鳴予備校、秀英予備校ともに、公立高校合格の実績がメイン塾ですから、そのシェア争いは熾烈なものになるでしょう。九州が地盤の英進館、全教研、昴などがこの上場企業の侵攻に耐えられるか、もしくは再編して飲み込まれるのか。

九州の公立中学3年生の通塾率は、
福岡57%
長崎52%
佐賀51%
熊本50%
大分50%
鹿児島47%
宮崎40%

の順で、いずれも全国平均60%を下回ってりそうですが、大手塾の進出で通塾率はアップすると思われます。

さて、秀英予備校の話です。

ご存じのように秀英予備校は、東証1部に上場する小中高一貫の予備校で、2007年3月期まで12期連続増収を続ける塾です。すでに静岡・北海道・宮城・神奈川・山梨・愛知・岐阜・三重に200校舎以上を展開し、2008年には福岡、福島への進出ということになります。


秀英予備校の時系列全国展開への歩み
昭和52年 創業、静岡県全域へ展開
平成元年 愛知県進出
平成2年 大学受験部を設立
平成4年 山梨県進出
平成11年 神奈川県進出
平成14年 東証1部上場
平成15年 通信教育事業開始
平成16年 岐阜県進出
平成17年 北海道進出
平成18年 三重県進出
平成19年 宮城県進出
平成20年 福岡県、福島県進出


秀英予備校は、講習会を無料にする戦略をとり、一度に十数校開校を一気に開校し、地元塾の地盤を鷲掴みにする戦略を行うことはよく知られています。北海道では2年間で20校舎を設置したりもしました。

昨年2007年の夏、秀英予備校は宮城県の仙台ほか近隣地区にいきなり8校を開校。講習は小学5年から中学3年生を対象に8日から10日間実施し、その費用が1000円から3150円というテキスト代以外事実上無料で進出を果たしました。テレビでも夏期講習が無料戦争として大きく報じられました。

この0円無料講習会で一気に受講生を呼び込み、夏休み明けの有料の通常授業に継続通塾させて採算を取る戦略で資金力のある秀英予備校ならではといえます。この秀英予備校の無料戦争に対し、当然ながら地元の塾も対抗し、同じく無料講習を行いました。

この地元の対応は、2年前2005年に秀英予備校が北海道に進出したときに無料講習、低価格競争に乗らなかった地元塾が軒並み経営危機に陥ったという事例からそうせざるを得なかったといえます。

「同じ轍は踏みたくない」という地元塾。しかしこの無料講習の戦いは、まさに消耗戦で経営基盤の弱い小規模な地元塾は厳しい状況に置かれるのは間違いありません。

九州に地盤を置く英進館、全教研、昴は小規模塾とは言えませんが、一部上場企業の資金力は侮れないところでしょう。

2008年、2009年、大手塾対地元塾の激烈な戦いはますます熱くなりそうです。


全教研、幼児教育も

日経新聞に全教研の中垣一明社長のコメントが出ていました。

2010年に西南学院大学が付属小学校を開くなど、この動きが他の私立大学にも広がれば「小学生が塾に来なくなる可能性がある」と。一方で、付属小学校の新設は、「小学校受験の市場が拡大する好機」とも。

日経い新聞によれば、全教研も「今後は(小学校受験など)幼児教育も拡大したい」と意気込んでいた話したそうです。

それにしてものんびりした話ですねえ・・・全国的に大手塾は幼児から大学受験まで、進んでいるところは社会人教育や講師の学校への派遣まで行っています。それも今は買収、吸収合併によって、スピードが加速されているのが現状。

今「幼児教育を拡大」というので大丈夫なのでしょうか?

最近の事例で言えば、2008年6月、学習塾「北大学力増進会」などを運営する東証1部上場の「進学会」(札幌市白石区)進学会<が幼児教室運営のこどもクラブを買収しました。

進学会は、小学生から高校生を対象に学習塾を運営していますから全教研と同じ。売上高は進学会が約2倍というところでしょうか。

その進学会が、幼児から大学受験までの一貫指導体制を確立する1つの手段として、また、買収した「こどもクラブ」は1都1道16県で80教室を運営しているので、進学会が進出していない首都圏などへの足がかりになるという思惑もあるようです。

進学会の平井睦雄社長は「大手学習塾の合従連衡が進み、これが第一歩と考えている。今後積極的な展開を進める」と述べたそうで、もう九州の全教研という枠組みでは語れなくなっている塾業界です。

果たして全教研はいずこに??

今後の新しいニュースを待ちたいと思います。


畳を敷いた教室が三つある?

福岡市にある大手進学塾「英進館」には、畳を敷いた教室が三つある。教室に入るときはまず、靴を脱ぐ。畳の上に置いた机といすで授業を受ける。 小学生たちは学校が終わってから、地下鉄に乗って塾に来て、お弁当を食べた後に授業を3時間受ける。畳の部屋での安心感は重要だ。

畳が学習にどのような効果をもたらすのか。北九州市立大の森田洋准教授が、小中学生323人を対象に算数の計算をさせる調査をした。その結果、畳の部屋のほうが通常の教室よりも、解答数が14.4%アップし、集中力が高まることがわかった。低学年になればなるほど、環境の影響を受けやすく、集中力の持続が期待できる。

イグサには、樹木に含まれるフィトンチッドやバニラの中にあるバニリンの香りがしてリラックス効果が高い。また、安心感を与える黄緑の色が目にも優しい。鉛筆を落としても、音が響かない。

英進館は「一度靴を脱ぐことで、足元がラクになって良いようだ。授業中の落ち着きが増した」と評価している。3月には小学校受験を目指す幼児用の部屋にも畳を入れた。畳のヘリにはパンダや象の絵を入れた。

2008年04月16日

福岡県県立高入試 出題傾向と分析

毎日新聞 2008年3月13日
今回の福岡県立高校の入試問題について、県内を中心に九州各地で教室を展開する進学塾「英進館」(総本部・福岡市中央区今泉)に分析してもらった。


◇例年通り基本的、総合力を問う--英語

例年通り、基本的な英語総合力を問われる問題が出題されている。難易度は昨年並みである。

[1]のリスニングでの値段と数を正確に聞きとり、かつ計算する問題は応用力を必要とする良問であった。[2]の会話文は昨年までと傾向が変わったが、難易度は標準的なものであった。[3]の対話文の問3は、特に読解力と文法事項の理解がなければ正解するのは難しいであろう。[4]の長文は不定詞など、中学2、3年の単元からの出題が目立った。[5]の条件英作文は「科目」「スポーツ」といった身近なテーマなので書きやすかったのではないか。


◇単元、形式など 昨年とほぼ同様--国語

出題単元や形式、難易度とも昨年とほぼ同様。[一]と[三]の最後の設問は、それぞれ生徒のノート、感想文を完成させるという形で要旨や主題を問い、国語学習の模範を示す良問である。

[一]の論説文は、文章構成を踏まえて考えさせるという出題意図が明確であった。

[二]の古文は、反語表現を含む和歌の大意を読み取らせる問題が、やや難しかった。

[三]の随筆文は、心情や比喩(ひゆ)の文学的な表現が問われ、細かな読み取りが必要である。

[四]の作文は、二つの題材を提示したうえで他案の良さも認めながら、自分の意見を主張するという論の進め方が、昨年同様で取り組みやすかった。

◇難易度はアップ、小問増える傾向--数学

出題形式は従来通りだが、難易度は例年よりややアップした。

[1]は昨年と同じ24点満点。[2]も2年続けて二次方程式の文章題の出題。Xの値を求めることは易しいが、木の本数を求める作業が必要なため、戸惑った受験生も少なくないと思われる。

[3]は整数の性質の証明問題。[4]は一次関数と二次関数の融合問題で、(1)、(2)は教科書レベル。(3)で加点できるかどうかで差がつく。

[5]の(3)は非常に難易度が高く、学力差が顕著に現れる設問。[6]の立体図形は、例年と変わらない出題で比較的取り組みやすかったのでは。ここ数年、差のつく小問が増え、学力差を測るにはよい傾向といえる。

◇文章記述が難化、作図は2問出題--理科

出題形式は例年通りで、難易度も昨年とほぼ同様。文章記述が難化したが、選択問題は解答に迷うものは少なかった。作図は2問出題されている。

[1]の生物の文章記述では、光合成と葉のつくりの関係について考察させている。[3]の化学では、昨年出題されなかった化学反応式が出題されたのが特徴的である。[5]の地学では、津波の発生原因を問う記述問題が難しい。[7]の物理では、音の波形を作図させる良問が出題され、音の高低・強弱と波形の関係が問われている。

実験・観察を題材に総合的知識と科学的思考力が求められる。

◇文章記述が増加、難問も数問出題--社会

文章記述問題が昨年の6問から8問に増えた。数問ではあるが、難問も見られた。

地理の[3]では「正距方位図法は中心からの距離と方位が正しい」という特色を理解しているかが問われ、事前に解いていない生徒には難しかった。

歴史では、年代に関する問題が3題出題され、歴史の流れを把握しているかが問われた。公民では、裁判員制度や地球環境問題など、最近の社会事象に関する良問が出題されている。[6]の文章記述問題は、複数の資料を読み取る前年の設問から、地理・歴史・公民の3分野の基本事項の表現力を問う問題へと変わった。


http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080313ddlk40100075000c.html

全教研と昴が共同戦線

平成19 年11 月より、鹿児島、宮崎、熊本、福岡に70校以上の教室を持つ学習塾「昴(すばる)」(鹿児島)と福岡、長崎、佐賀、大分に50校以上の教室を持つ「全教研」(福岡)が共同で、中学生向けの「全九州模試」と小学生向けの「全九州学力テスト」の共同の模試を実施。1万5000人規模の模試が九州に誕生した。

この両者の共催により九州全県での模試の実施が可能となり、より確度の高い合格判定、学力診断結果を提供することができるようになるでしょう。

昴の平成20年2月の中間決算説明書によれば、以下のように九州地区のことを分析しています。


8.九州地域の学習塾業界の動向

(鹿児島県)
ここ数年、大手学習塾の進出、低価格学習塾の新規出校が続いておりましたが平穏化の傾向。当社は模試の外部受験者数拡大を軸に新規層の掘り起こしを図っており、特に成績上位層に対する優位性は堅持の見込み。中学卒業者数が減少し、特に郡部の公立高校の競争率が低下する中で、受験学年以外の獲得が課題となります。

(宮崎県)
九州の中では比較的大手学習塾の参入も少なく、当社が優位な展開をしておりますが、今年からトップ公立高校に併設の中高一貫校も開校し、既存の附属中や私立中とともに中学入試受験層が拡大の傾向にあり、今後大手学習塾の新規参入も予想されます。当社の優位性を堅持するため、既存校のてこ入れとともに、宮崎市東部に浮城校の開校を予定しています。

(熊本県)
先行する地元資本が優位性を発揮し、当社を含めた後発組とのシェア争いが一段と激化する傾向にあります。高校再編の動きの中で、学区の廃止・拡大、熊本市外に公立の中高一貫校の設置も決定しており、当社では熊本市内の成績上位生の獲得を図るとともに、熊本市近郊の菊陽町に菊陽校の開校を予定しています。

(福岡県)
当社進出地域においては圧倒的な市場規模を誇る、九州最大の激戦区。中央資本の参入も継続しており、来春には業界大手の進出が決定しています。市場規模から見ると当社のシェアは低い状況にあります。これより福岡市に本社を置く株式会社全教研と模試を共催し、当地における模試の受験者数拡大を契機として、シェア拡大を図ってまいります。


昴と全教研の共同模試の実施の背景には、上記のような熾烈なシェア争いがあるわけですが、具体的には、出版社の学習研究社(東京)が北九州市の学習塾「照和学館」を子会社化したり、東海地方が地盤の学習塾「佐鳴予備校」が九州・山口で校舎を展開する習塾「九大進学ゼミ」を傘下に収めるなどの動きがあります。

また、夏期講習0円で全国に進出する大手学習塾「秀英予備校」(静岡)が福岡に進出する予定もあり、九州地区が全国展開する学習塾の草刈り場になるのか、それとも地場の学習塾が踏ん張って死守するのか、ここ数年の動きに目が離せません。

全教研社長 中垣一明氏 「ゆとり」見直しは追い風

2007年11月24日  西日本新聞
 8年連続の増収となったが、経常損益は上場以来初の赤字を計上。2005年度に大学進学指導に特化した高校部を新設し、講師の人件費や教材費など約4100万円かかったことが響いた。「来春初めて卒業生が出て、実績が見えてくる。今は肥やしをまいている段階」。

 国がゆとり教育の軌道修正を行っていることについては、「ゆとり教育導入時には、学力低下に不安を抱いた低学年層が塾に向かった。今回は授業がハードになるという危機感から、需要が掘り起こせる。国の施策は何にしても追い風」とみる。少子化で競争が激しくなる中、鹿児島市に本拠地を置く昴と模擬テストで提携する。「模試は母数が多いほど、正確な結果が出る。効果は次第に出てくるだろう」

英進館 VS 全教研メニュー一覧

会社概要比較
全教研の会社概要  英進館の会社概要  
売上高&生徒数比較
全教研&英進館の売上高  全教研、平成20年3月期決算発表  全教研07年度 9カ月単体、当期54.5%減9500万円で2008年3月予想2.82億円の赤字に  全教研、中間単体、07年9月当期赤字転落  英進館2009年教師募集&会社最新情報  全教研平成19年第3四半期業績  
合格実績比較
2011年度中学入試 合格実績  2010高校入試 合格実績【英進館vs全教研vs昴】  2010国立中学校 合格実績【英進館vs全教研vs昴】  2010九州の中学入試速報 合格実績比較  高校入試 合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較  中学入試合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較  合格実績【英進館VS全教研】2008年2007年徹底比較  2008年 英進館VS全教研 中学入試合格実績比較  英進館は、リベンジ成功?  20008年英進館の中学入試主な合格実績  
特徴比較
英進館の特徴&姿勢  英進館の考えるブランド力  全教研の特徴  英進館の中学受験  
講習会
2009中学部冬期講習会  2009小学部冬期講習会  2008年度英進館冬期講習  2008全教研の夏期講習  2008英進館の中学部夏期講習  英進館2007年夏期講習会  2007年英進館新規開校  
模試
ラ・サール中学校 公開実戦統一模試   2008年11月16日 全九州学力テスト開催  小学生対象 公開学力テストの詳細  西南学院中模試  公開学力テスト実施  模試受験料無料、英進館が実施  
全教研&英進館関連記事
英進館が早稲田アカデミーの第3位の株主になりました  英進館、全教研とも教室展開を加速へ  英進館がZ会と連携、Z会の教材導入へ  全教研、MBO成立  全教研、上場廃止へ  全教研「独自性でさらなる拡大をめざす」  秀英予備校、いよいよ福岡進出 2009年までに20校  全教研、幼児教育も  畳を敷いた教室が三つある?  福岡県県立高入試 出題傾向と分析  
他塾動向
2011昴の合格実績  今春には福岡市内に一気に12教室を開設  学習塾「昴」が数検で文部科学大臣賞を受賞  さなる九州「九大進学ゼミ」  秀英予備校が福岡に乗り込む  株式会社昴  
展開する教室比較
英進館、広島の学習塾の「鯉城学院」を吸収へ  英進館の2010年最新展開教場  全教研の2010年最新展開教場  昴の2010年最新展開教場  英進館、2009年5月2教室を新規開校  英進館の展開教室  全教研の展開教室  
会社沿革比較
英進館沿革  全教研沿革  
講師条件比較
社員の平均年齢は、33.6歳、平均年収は510万円  全教研給与体系  英進館 給与体系  
Copyright © 2006- 英進館VS全教研 All rights reserved