畳を敷いた教室が三つある?

福岡市にある大手進学塾「英進館」には、畳を敷いた教室が三つある。教室に入るときはまず、靴を脱ぐ。畳の上に置いた机といすで授業を受ける。 小学生たちは学校が終わってから、地下鉄に乗って塾に来て、お弁当を食べた後に授業を3時間受ける。畳の部屋での安心感は重要だ。

畳が学習にどのような効果をもたらすのか。北九州市立大の森田洋准教授が、小中学生323人を対象に算数の計算をさせる調査をした。その結果、畳の部屋のほうが通常の教室よりも、解答数が14.4%アップし、集中力が高まることがわかった。低学年になればなるほど、環境の影響を受けやすく、集中力の持続が期待できる。

イグサには、樹木に含まれるフィトンチッドやバニラの中にあるバニリンの香りがしてリラックス効果が高い。また、安心感を与える黄緑の色が目にも優しい。鉛筆を落としても、音が響かない。

英進館は「一度靴を脱ぐことで、足元がラクになって良いようだ。授業中の落ち着きが増した」と評価している。3月には小学校受験を目指す幼児用の部屋にも畳を入れた。畳のヘリにはパンダや象の絵を入れた。

2008年04月16日


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