全教研&英進館の売上高


全教研のデータ

売上高
2006年3月 43億9757万円
2005年3月 42億6719万円
2004年3月 41億6262万円
2003年3月 40億1372万円

在籍生徒数 平成18年3月31日現在 12,231名(期中平均生徒数)
社員数 260名(平成18年3月現在)
教室数51教室

売上高の内訳は、2006年3月時点で、
受講料小学部38%、受講料中学部40%、受講料他12%、入会金1%、受験料2%、
合宿行事収入4%、他3%

となっている。

一方、英進館のデータは、

売上高
2006年3月  64億円  生徒数20,578人
2005年8月  57億円  生徒数17,289人
2004年8月  50億円  生徒数15,738人
2003年8月  45億円  生徒数13,713人


1989年8月  10億円  生徒数 3,388人
※平成18年より決算月を3月に変更
※英進館はこの20年で、売上高、生徒数ともに、6倍強の成長をみせています

社員数は315名(なお、正社員以外に685名が在籍し、従業員数は1000名)
教室数31教室

これら主なデータを基に単純計算で比較してみよう。


全教研(2006年3月43億9757万円・生徒数12,231名・社員数 260名・教室数51)

2006年の売上高÷社員数=社員一人当たりの売上 年間約1691万円。
2006年の売上高÷教室数=1教室当たりの売上 年間約8600万円。
2006年の売上高÷生徒数=生徒一人当たりの売上 年間約36万円。

英進館(2006年3月64億円・社員数315名・生徒数20,578人・教室数31)

2006年の売上高÷社員数=社員一人当たりの売上 年間約2030万円。
2006年の売上高÷教室数=1教室当たりの売上 年間約2億600万円。
2006年の売上高÷生徒数=生徒一人当たりの売上 年間約31万円。

ちなみに、他社との比較してみると、
日能研関西(2005年8月期売上高40億円・従業員数159名・生徒数約6000人・教室数21)では、

2005年の売上高÷社員数=社員一人当たりの売上 年間約2500万円。
2005年の売上高÷教室数=1教室当たりの売上 年間約1億9000万円。
2005年の売上高÷生徒数=生徒一人当たりの売上 年間約67万円。

㈱市進(2006年2月期売上高180億1800万円・正社員444名・生徒数40000人・教室数115)では、

2006年の売上高÷社員数=社員一人当たりの売上 年間約4000万円。
2006年の売上高÷教室数=1教室当たりの売上 年間約1億5700万円。
2006年の売上高÷生徒数=生徒一人当たりの売上 年間約45万円。

全教研の正社員比率は約26%、英進館の正社員比率は約32%なので、社員一人
当たりの売上が英進館のほうが高いのは納得できる。

入塾の際に、講師はどういう身分なのかを確かめることは大事だろう。ただ、正社員だ
から良い講師、アルバイトだから悪い講師とは必ずしも言えず、年間を通して責任を持っ
て見てくれるのか、また、実際に子供を担当する先生を確かめてから入塾するのが妥当
でしょう。

1教室当たりの売上高、英進館が年間約2億600万円、全教研が年間約8600万円。
この差は、受講単価の違いと1クラス当たりの生徒数の違いが出ていると思われます。

通常、上位クラスであれば、50名であっても、講師側はそれほど問題に感じないし、き
ちんと成績によってクラス分けがなされていれば、生徒側もそれほど問題にはなりません。

1クラス当たりの生徒数のみを考えるのはナンセンスと言えます。

我が子の学力、意欲などから、適正人数とそのフォロー体制は考えていかないといけ
ないでしょう。通っている学校のクラス人数を基準に、その人数で十分フォローしてもら
えているか、また、子供もそれに対処できているかを目安にするのがいいでしょう。

生徒一人当たりの売上は、全教研が年間約36万円、英進館が年間約31万円。
1教室当たりの売上高が3倍弱の差があるのに対して、生徒一人当たりではほと
んど差がありません。

これはやはりクラスの生徒数の密度の問題と考えられます。

受講料は、月額だけでなく、春季、夏季、冬季などの講習会費やオプション講座の
費用も合わせて考えることが大事です。合わせて、先ほどの1クラスの生徒数が
我が子と合っているかどうか。

塾は、1つの企業としてみれば、平均値なり、一定の基準になる数値は出ますが、
講師一人の力によって、同じ塾でもまったく違ったりもしますから、全体の数値と
ともに、通う校舎個別のデータの収集が大事なって来るでしょう。

<お役立ちリンク集>

中学受験・高校受験の親技

NOSIDE2005

考える学習をすすめる会

ハッスルパパの嗚呼!中学受験物語!


落ちこぼれの逆襲!



英進館の特徴&姿勢

英進館を表現する際に、ふさわしいものの1つとして、新卒の採用情報がある。

英進館の特徴と姿勢を最もよく表していると思われるので紹介しよう。

2007リクナビ採用情報より
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『創立以来、20年連続の成長を遂げている英進館。その原動力は圧倒的な強さを誇る合格実績です。この4年間で1.6倍に増えました。全国でも九州に英進館ありと注目されるほどの九州の主要な中学・高校のほとんどの入試でトップクラスの合格者という抜群の合格実績を誇り、この少子化の時代に年々10%程度の生徒増を実現しています。』
------------------------------------------------------
どうだろうか。

非常に勢いのある言葉に圧倒される方もいるでしょう。

売上高を見ても、常に右肩上がりで平成18年度3月期で、64億円と過去最高を記録し、在籍生徒数も同じく過去最高の20,578名を記録している自負と自信が採用面でも表れていると言えるだろう。

塾というのは、ある意味で他社との差別化が非常に難しい業界です。

「勉強のシステム」というものは、秘蔵の虎の巻があるわけでなく、時間の経過とともに、また、結果としての「合格実績」によって、自然淘汰され、どの塾の授業もサービスも似たり寄ったりになっていきます。

そうなると、やり方はほぼ一緒。そこで、皆、「合格実績」に走っていくわけです。

なにより一番消費者に訴える数値ですから。だから、「合格実績の数」での差別化を図ろうとする。

ただ合格実績を挙げていくには、母体となる「生徒数」がどうしても必要になってきます。ならば、必然的に、数多くの教室数を展開する形にならざるを得ない。

よく大手学習塾が「合格者数」を誇るに対して、中小零細塾が「合格率」を誇る事象が全国各地で散見され、お互いがネット上で罵り合っている状態の地域もあります。

これなどは、まさに差別化を図るのが難しいということを表している現象です。

生徒数が少ない中小零細塾が大手に対して「合格者数」で太刀打ちできるはずもなく、「合格者数÷受験者数」という「合格率」で勝負するほかはないわけです。

そうやって「合格率」で勝負してきた塾も拡大を望み、生徒数の増加が回転し始めると、自然と「合格者数」で勝負をし始めるようになる。

どちらがいい悪いではなく、大は大の戦い方が、小には小の戦い方があり、各塾が自分の有利な土俵で戦おうとするのが当然であるということです。

そんな中で、英進館は、他塾との差別化の一環として、
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◆多大な費用をかけて理系離れに警鐘をならし、理科実験授業・レポート作成指導
◆正規指導時間外に設ける読書作文指導
◆礼儀作法、長幼の序、人間教育等を教える週一回のホームルーム実施
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を掲げています。

コストがかかるといわれる理科実験教室を設置し、現在では、全29校のうち22校に理科実験室があり、小1から小6まで約1800人が受講するとのこと(2005年12月読売新聞)。

差別化のしにくい業界でのこうした試みは、英進館の大きな特徴の1つです。

コストがかかるといわれる理科実験室も、ペイしなければ、継続して提供できないわけで、これまで20年実施してきたノウハウの蓄積と受講者数の増加を達成できれば十分ペイできるということでしょう。

同じ読売新聞の誌面では、教務部長のコメントとして

「難関中学の入試は、教科書の知識だけでは対応できない問題が増えており、問題にどんな規則性が隠されているか見抜かなければならない。それには、日ごろから、五感を使ったトレーニングが必要」

とのコメントがあるが、2005年からは「小3以上の塾生は全員受講」、いずれは「全学年で全員受講とする考え」を表明しているところをみれば、コスト対策も抜かりなく進んでいるようだ。

さらに付け加えられる特徴としては、東大出身の精鋭教師が中心となり2年の歳月をかけて作成したと言われる「難関私立入試完全攻略本」であろう。

業界では初と言われ、1998年に特許を取得している。

英進館曰く
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「特許取得以来、各方面、 特に出版関係各社や算数教師より問い合わせ殺到。
問題集・教材史上例のない算数オリジナルテキストで、分野別・解法別・難易度別のユニークな編集が注目を浴びています 」とのこと。
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どんなテキストか気になる向きもあろうが、その後業界内で大きな反響を呼んでいるフシはない。 

「分野別・解法別・難易度別」の問題集は塾でも多く使われているだろうし、市販の問題集にも数多くあり、ここでは、問題集の内容がどうこうよりも、「問題集」で特許を取ってしまうその姿勢が英進館らしいということで取り上げた次第。

英進館では、1997年にスタートした現役予備校『英進館高等部』もスタートさせた。

中学入試では四谷大塚と提携して進めてきたわけだが、高校生向けには東進との提携で対応。

現在のIT長者の企業が吸収合併を繰り返して急速に拡大していく手法は目新しくないが、一から作り上げるよりも、提携してノウハウを買った上で、拡大していく戦略は急速に拡大を目指す場合には、非常に現実的な選択であると言える。

最初に述べたが、「合格実績」を売りにするためには、「生徒数」の増加、生徒数の増加を考えれば、対外的にはノウハウを持つ塾との提携をし、塾の内部では、面倒を見てきた内部の塾生を小学から中学、中学から高校の卒業時に、もうワンステップ、次のステージに持ち上げていく、エスカレーターで上げていくのが最短で効率的
な選択になり、その道を英進館は進んでいるといえよう。

畳を敷いた教室が三つある?

福岡市にある大手進学塾「英進館」には、畳を敷いた教室が三つある。教室に入るときはまず、靴を脱ぐ。畳の上に置いた机といすで授業を受ける。 小学生たちは学校が終わってから、地下鉄に乗って塾に来て、お弁当を食べた後に授業を3時間受ける。畳の部屋での安心感は重要だ。

畳が学習にどのような効果をもたらすのか。北九州市立大の森田洋准教授が、小中学生323人を対象に算数の計算をさせる調査をした。その結果、畳の部屋のほうが通常の教室よりも、解答数が14.4%アップし、集中力が高まることがわかった。低学年になればなるほど、環境の影響を受けやすく、集中力の持続が期待できる。

イグサには、樹木に含まれるフィトンチッドやバニラの中にあるバニリンの香りがしてリラックス効果が高い。また、安心感を与える黄緑の色が目にも優しい。鉛筆を落としても、音が響かない。

英進館は「一度靴を脱ぐことで、足元がラクになって良いようだ。授業中の落ち着きが増した」と評価している。3月には小学校受験を目指す幼児用の部屋にも畳を入れた。畳のヘリにはパンダや象の絵を入れた。

2008年04月16日

高校入試 合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較

高校受験合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較


私立高校

灘高校 全教研3 英進館18
慶應義塾女子高 全教研2 英進館4
福岡久留米大附設 全教研30 英進館120
鹿児島ラ・サール 全教研16 英進館117
長崎青雲   全教研64 英進館219
佐賀弘学館 全教研151 英進館345
西南学院 全教研117 英進館296
福大大濠 全教研142 英進館566
筑紫女学園 全教研129 英進館373
東明館 全教研44 英進館56


福岡県公立高校 合格実績

修猷館 全教研8 英進館219
筑紫丘 全教研42 英進館153
福岡 全教研72 英進館177
明善 全教研73 英進館87
小倉 全教研60 英進館39
東筑 全教研11 英進館37

中学入試合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較

中学受験合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較


首都圏

開成中     全教研0 英進館10
麻布中   全教研3 英進館16


関西

灘中学 全教研2 英進館8


九州の中学

福岡久留米大附設 全教研40 英進館118
鹿児島ラ・サール 全教研5 英進館50
西南学院 全教研113 英進館286
福大大濠 全教研92 英進館275
筑紫女学園 全教研107 英進館241

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福岡県県立高入試 出題傾向と分析

毎日新聞 2008年3月13日
今回の福岡県立高校の入試問題について、県内を中心に九州各地で教室を展開する進学塾「英進館」(総本部・福岡市中央区今泉)に分析してもらった。


◇例年通り基本的、総合力を問う--英語

例年通り、基本的な英語総合力を問われる問題が出題されている。難易度は昨年並みである。

[1]のリスニングでの値段と数を正確に聞きとり、かつ計算する問題は応用力を必要とする良問であった。[2]の会話文は昨年までと傾向が変わったが、難易度は標準的なものであった。[3]の対話文の問3は、特に読解力と文法事項の理解がなければ正解するのは難しいであろう。[4]の長文は不定詞など、中学2、3年の単元からの出題が目立った。[5]の条件英作文は「科目」「スポーツ」といった身近なテーマなので書きやすかったのではないか。


◇単元、形式など 昨年とほぼ同様--国語

出題単元や形式、難易度とも昨年とほぼ同様。[一]と[三]の最後の設問は、それぞれ生徒のノート、感想文を完成させるという形で要旨や主題を問い、国語学習の模範を示す良問である。

[一]の論説文は、文章構成を踏まえて考えさせるという出題意図が明確であった。

[二]の古文は、反語表現を含む和歌の大意を読み取らせる問題が、やや難しかった。

[三]の随筆文は、心情や比喩(ひゆ)の文学的な表現が問われ、細かな読み取りが必要である。

[四]の作文は、二つの題材を提示したうえで他案の良さも認めながら、自分の意見を主張するという論の進め方が、昨年同様で取り組みやすかった。

◇難易度はアップ、小問増える傾向--数学

出題形式は従来通りだが、難易度は例年よりややアップした。

[1]は昨年と同じ24点満点。[2]も2年続けて二次方程式の文章題の出題。Xの値を求めることは易しいが、木の本数を求める作業が必要なため、戸惑った受験生も少なくないと思われる。

[3]は整数の性質の証明問題。[4]は一次関数と二次関数の融合問題で、(1)、(2)は教科書レベル。(3)で加点できるかどうかで差がつく。

[5]の(3)は非常に難易度が高く、学力差が顕著に現れる設問。[6]の立体図形は、例年と変わらない出題で比較的取り組みやすかったのでは。ここ数年、差のつく小問が増え、学力差を測るにはよい傾向といえる。

◇文章記述が難化、作図は2問出題--理科

出題形式は例年通りで、難易度も昨年とほぼ同様。文章記述が難化したが、選択問題は解答に迷うものは少なかった。作図は2問出題されている。

[1]の生物の文章記述では、光合成と葉のつくりの関係について考察させている。[3]の化学では、昨年出題されなかった化学反応式が出題されたのが特徴的である。[5]の地学では、津波の発生原因を問う記述問題が難しい。[7]の物理では、音の波形を作図させる良問が出題され、音の高低・強弱と波形の関係が問われている。

実験・観察を題材に総合的知識と科学的思考力が求められる。

◇文章記述が増加、難問も数問出題--社会

文章記述問題が昨年の6問から8問に増えた。数問ではあるが、難問も見られた。

地理の[3]では「正距方位図法は中心からの距離と方位が正しい」という特色を理解しているかが問われ、事前に解いていない生徒には難しかった。

歴史では、年代に関する問題が3題出題され、歴史の流れを把握しているかが問われた。公民では、裁判員制度や地球環境問題など、最近の社会事象に関する良問が出題されている。[6]の文章記述問題は、複数の資料を読み取る前年の設問から、地理・歴史・公民の3分野の基本事項の表現力を問う問題へと変わった。


http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080313ddlk40100075000c.html

全教研と昴が共同戦線

平成19 年11 月より、鹿児島、宮崎、熊本、福岡に70校以上の教室を持つ学習塾「昴(すばる)」(鹿児島)と福岡、長崎、佐賀、大分に50校以上の教室を持つ「全教研」(福岡)が共同で、中学生向けの「全九州模試」と小学生向けの「全九州学力テスト」の共同の模試を実施。1万5000人規模の模試が九州に誕生した。

この両者の共催により九州全県での模試の実施が可能となり、より確度の高い合格判定、学力診断結果を提供することができるようになるでしょう。

昴の平成20年2月の中間決算説明書によれば、以下のように九州地区のことを分析しています。


8.九州地域の学習塾業界の動向

(鹿児島県)
ここ数年、大手学習塾の進出、低価格学習塾の新規出校が続いておりましたが平穏化の傾向。当社は模試の外部受験者数拡大を軸に新規層の掘り起こしを図っており、特に成績上位層に対する優位性は堅持の見込み。中学卒業者数が減少し、特に郡部の公立高校の競争率が低下する中で、受験学年以外の獲得が課題となります。

(宮崎県)
九州の中では比較的大手学習塾の参入も少なく、当社が優位な展開をしておりますが、今年からトップ公立高校に併設の中高一貫校も開校し、既存の附属中や私立中とともに中学入試受験層が拡大の傾向にあり、今後大手学習塾の新規参入も予想されます。当社の優位性を堅持するため、既存校のてこ入れとともに、宮崎市東部に浮城校の開校を予定しています。

(熊本県)
先行する地元資本が優位性を発揮し、当社を含めた後発組とのシェア争いが一段と激化する傾向にあります。高校再編の動きの中で、学区の廃止・拡大、熊本市外に公立の中高一貫校の設置も決定しており、当社では熊本市内の成績上位生の獲得を図るとともに、熊本市近郊の菊陽町に菊陽校の開校を予定しています。

(福岡県)
当社進出地域においては圧倒的な市場規模を誇る、九州最大の激戦区。中央資本の参入も継続しており、来春には業界大手の進出が決定しています。市場規模から見ると当社のシェアは低い状況にあります。これより福岡市に本社を置く株式会社全教研と模試を共催し、当地における模試の受験者数拡大を契機として、シェア拡大を図ってまいります。


昴と全教研の共同模試の実施の背景には、上記のような熾烈なシェア争いがあるわけですが、具体的には、出版社の学習研究社(東京)が北九州市の学習塾「照和学館」を子会社化したり、東海地方が地盤の学習塾「佐鳴予備校」が九州・山口で校舎を展開する習塾「九大進学ゼミ」を傘下に収めるなどの動きがあります。

また、夏期講習0円で全国に進出する大手学習塾「秀英予備校」(静岡)が福岡に進出する予定もあり、九州地区が全国展開する学習塾の草刈り場になるのか、それとも地場の学習塾が踏ん張って死守するのか、ここ数年の動きに目が離せません。

合格実績【英進館VS全教研】2008年2007年徹底比較

英進館がまだ2008年の合格実績の詳細を発表していないので、ここでは合格速報から2008年の全教研の合格速報と2007年の英進館の合格実績を比較してみます。英進館の2008年の合格実績が発表されたら、改めて同じ年度で比較してみたいと思います。

合格速報【英進館VS全教研】2008年2007年徹底比較

中学入試編

九州難関中学
福岡久留米大附設 2008全教研 40 2007英進館 84
鹿児島ラ・サール 2008全教研 5 2007英進館 57
長崎青雲 2008全教研 72 2007英進館 220
佐賀弘学館 2008全教研 155 2007英進館 285

首都圏
開成中 2008全教研 0 2007英進館 7
桜蔭中 2008全教研 0 2007英進館 2
麻布中 2008全教研 3 2007英進館 12

関西
灘中学 2008全教研 2 2007英進館 1
兵庫神戸女学院中 2008全教研 0 2007英進館 2

西南学院 2008全教研 113 2007英進館 241
福大大濠 2008全教研 92 2007英進館 314
筑紫女学園 2008全教研 107 2007英進館 268

泰星中 2008全教研 99 2007英進館 242
福岡雙葉中 2008全教研 68 2007英進館 234
福教大附属中 2008全教研 129 2007英進館 95

筑陽学園 2008全教研 47 2007英進館 62
東福岡・自彊館 2008全教研 45 2007英進館 109
福岡女学院 2008全教研 79 2007英進館 148
中村学園女子 2008全教研 46 2007英進館 65
照曜館 2008全教研 193 2007英進館 101

2008全教研
佐賀
2008全教研
東明館 2008全教研 131 2007英進館 83
佐賀大附属中 2008全教研 38 2007英進館 43
佐賀清和 2008全教研 26 2007英進館 11
致遠館 2008全教研 55 2007英進館 22


長崎

長崎大附属中 2008全教研 23 2007英進館 29


大分

大分大附属中 2008全教研 12 2007英進館 16
向陽中 2008全教研 13 2007英進館 8
大分中 2008全教研 18 2007英進館 5
岩田中 2008全教研 32 2007英進館 6

全教研07年度 9カ月単体、当期54.5%減9500万円で2008年3月予想2.82億円の赤字に

2008年2月14日
すでに昨年9月の半期で赤字を計上していた全教研ですが、決算では200万円の黒字を予想していました。しかし、このほど、2008年3月期の本決算予想も下方修正し、3億円近くに赤字を計上することになったようです。

全国的に今年度の塾業界は少子化や各塾の合従連衡の影響のためか、軒並み業績は下降傾向にあり、全教研に限らず、厳しい決算になりそうです。

今期は、従来どおりの地区ごと説明会や学力診断テストのほか、昨年度より開講した低学年向けハンズオン教育ならびにHQ育成カリキュラムなど多様な才能開発講座を開講し、幅広く受講勧誘を行いました。

また、サイエンス・プロデューサー米村でんじろう氏による「サイエンスショー」の開催、(株)昴との共催による九州全域の小・中学生を対象とした九州最大規模の模擬試験を実施。
 
しかし、高校部の人件費の増加、販売費及び一般管理費の増加などにより減益となったとしています。

通期の業績予想は、売上高が前期比2.6%増の4,569百万円、経常利益が同比89.7%減の11百万円、当期純損失が282百万円で、以下のようになっています。


全教研 2008年3月期(2007年4月1日-2008年3月31日)

2008年当期予想
売上高 (百万円)  4,569百万円
営業利益 (百万円)   61百万円
経常利益 (百万円)   40百万円
当期利益 (百万円)   2百万円

2008年修正予想
売上高 (百万円)  4,569百万円
営業利益 (百万円)    35百万円
経常利益 (百万円)    11百万円
当期利益 (百万円)  ▲282百万円

2007年3月期実績
売上高 (百万円)   4,455百万円
営業利益 (百万円)   
経常利益 (百万円)   109百万円
当期利益 (百万円)  ▲63百万円

2008年 英進館VS全教研 中学入試合格実績比較

2008年 英進館VS全教研 中学入試合格実績比較

※英進館1月25日付、全教研は2月5日付

灘中学     英進館8名   全教研2名
麻布中     英進館16名     全教研3名

ラ・サール    英進館50名     全教研5名
久留米大附設 英進館115名     全教研37名

西南学院中   英進館276名 全教研110名
福岡大大濠中 英進館275名  全教研92名
筑紫女学園  英進館232名  全教研107名

青雲中    英進館100名   全教研68名
弘学館    英進館260名   全教研155名

英進館 VS 全教研メニュー一覧

会社概要比較
全教研の会社概要  英進館の会社概要  
売上高&生徒数比較
全教研&英進館の売上高  全教研07年度 9カ月単体、当期54.5%減9500万円で2008年3月予想2.82億円の赤字に  全教研、中間単体、07年9月当期赤字転落  英進館2009年教師募集&会社最新情報  全教研平成19年第3四半期業績  
合格実績比較
高校入試 合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較  中学入試合格実績【英進館VS全教研】2008年徹底比較  合格実績【英進館VS全教研】2008年2007年徹底比較  2008年 英進館VS全教研 中学入試合格実績比較  英進館は、リベンジ成功?  20008年英進館の中学入試主な合格実績  平成18年著名校合格実績比較  全教研の合格実績(2007年春)  英進館の合格実績(2007年)  日能研の中学入試合格実績(平成18年)  
特徴比較
英進館の特徴&姿勢  全教研の特徴  英進館の中学受験  
講習会
英進館2007年夏期講習会  2007年英進館新規開校  
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社員の平均年齢は、33.6歳、平均年収は510万円  全教研給与体系  英進館 給与体系  
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